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聖地横浜へ


その朝、いつもの通り家人の起き出す前に朝風呂に入り身支度を整える。
所謂、ジンクスと言うやつで、もうすでに強迫観念に近いその癖を今更止めるわけにはいかない、勝負に負けるから。
一つひとつの仕事が勝負・ゲームだと思っている、だから勝負にはこだわる、それが流儀。
そう、勝負の前には風呂に入って気持ちを整え、ファイティングポーズを決める。
遅すぎる俄かファンだから許されるか、一青窈の「翡翠」が気に入って今更、遠慮気味に音量を下げて寝室で聞いていた。
音量を上げて聞くにはどこか恥ずかしく、今頃一青窈かい、といわれそうだが養老先生風に言わしてもらうと、今頃良さに気付いたのだからしょうがない。
食わず嫌いは認めるが、サザンの活動休止の話にはある意味予感があって、ああやっぱり、という無力感から一青窈の透明感のある世界に逃げ込んだ。
やかましい顔をしながら生きてたって詰まらんよ、もっトスマイル・スマイルそう言いたい自分がしかめ面。
実はあなたに言いたいのですよ、スマイル・スマイル、あなたに。
代官山通信がサザンのファンクラブから届いて、この夏最後のサザンとしてのサマーライブを知り、当分真夏ののサザンが無いのかと思うと、彼らの聖地横浜へ束の間の別れを告げに行こうか、と思案する。
ワンエントリーが3人と半端なこと言われてもどうすればいいのだ、思案の海に深く沈む。
こんな時はやっぱり「ロックンロールスーパーマン」、死んでたまるか、コノヤロー。
静かな闘志もいいけれど、たまには激しく戦うよ、それが君との約束だから。
ほら、もう一青窈のアルバムは江戸ポルカになっちゃってるよ、急がないと。
今年の芋の苗の植え付け、楽しいね、みんな忘れて気持ちがいいよ。
今年、早くも夏日の朝、迷わず決断、迷犬ミッキーを供にいつもの丸木浜へ。
だけれども、初めての海水浴に後ずさり。
2008/05/21




















吾唯知足


最近の社会保障制度や医療制度の方向と流れをを見ていると、納得がいかないなあ、と感じるのはみな同じ。
特に75歳以上の後期高齢者を扶養家族から外して、その負担を本人の年金から天引きするという発想は完全に間違っているように思います。
霞が関の人達は日本の家族制度を崩壊に導いていることをどの程度認識しているのでしょうか。
収入の有る者が無い家族を抱えるのは当然のことと思うし、せめて選択権を与えるべきではないのか。
目に見えぬ穏やかな日本の自然な家族制度を、国は自ら数字合わせだけで片付けようとしている。
まさに現代の「姥捨て山」、このニュースを一緒に見ていた家内が、何で[女偏に老]なのよ?と私に食ってかかる。
確かに緒方拳主演の映画「楢山節考」で棄てられるのは、年老いた婆さんだったことを思い出し、直に話題を変えた。
物言わぬ弱い者から、の発想がどこかにある、或いは人生を終えた者は後回しの考えがどこかにあるのかもしれない。
[ワレタダタルオシル]は最近の私の心境。
龍安寺、方丈裏の裏庭に水戸光圀候から送られたとされる‘つくばい‘に彫られてあります。
後期高齢者の殆どの方は、晩年、多分この域に達せられているのでは。
明日が晴れて、楽しく皆が元気で今日を生き、私はただぐっすり寝られれば、それでいいと思います。
普通の生活がどれだけ有難いことなのか、若葉の萌える季節にふと思います。
世界中が[ワレタダタルオシ]れば随分と話が違うのかもしれない、俺が俺がの随分と小さくなった地球を考える。
今年の床苗の芋の発育は寒かったせいもあって、やや遅れ気味。
しかし、4月30日より今年は植え付けを開始します。
昨年もかなりの豊作に喜びましたが、今年は更なる豊作を大地の神様にお祈りしました。
30トン多いだけでも200万円、結構馬鹿にならないんです。




2008/04/21













千年の古都


京都・松山と歴史と伝統の街での研修会は、会場での一期一会もさることながら凛とした街並みに触れる楽しみがあります。
いよいよ焼酎研修会の話はより明確に訴求点が絞り込まれ、そして自分でも合点が行くようになってきました。
残すところ後三会場(宇都宮・新潟・東京)となって振り返れば、あっという間。
昨年秋に今年は全国を回ると決めて正に大正解。
改めて写真は桜の松山城と桜はまだの竜安寺、ここの方丈はさすがに何度来て見ても素晴らしい。
個人の名誉の為に一言。
一緒に同行する営業担当者は私のような研修会終了後の街並みに触れるなどという気分転換は一切せずに、ご当地の営業周りに最後まで奔走しており、駆け込む列車の中で息を切らした営業報告を受けます。
実によく頑張っています。彼らの惜しみない営業努力は必ずや結果となって出てくるものです。
歌を忘れたカナリヤじゃないけれど、営業を忘れた企業に明日はありません。
三年前の日銀・鹿児島支店のレポートに有る通り、鹿児島の芋焼酎ブームは一応の収束を見たとの見解が出されました。
しかし、その後も芋焼酎の課税移出数量は全国で右肩上がりの状況が続いているのです。何故か?。
その答えは、鹿児島県以外の全国の県で芋焼酎が造られ始めたからなのです。
全国の清酒メーカーからの新規の焼酎免許の付与申請に、頑としてオーケーを出さなかった熊本国税局が折れて条件付で付与することに方針転換をしました。
これにより焼酎業界は新たな戦国時代を迎えることとなりました。
今後の状況は冷静に分析しなければなりませんが、全芋焼酎『蘭』を持つ我々にとっては千載一遇のチャンスと言ってよいと思います。
芋百パーセントと言う新たな武器を手に全国を駆け巡る秋の陣を考えてみようと思います。
沈思黙考、甲冑武者の心境で満開の桜に浮かぶ居城を見る思い。
今度生まれてくるなら槍一本で身を興す戦国時代もまた一興。


2008/04/07


















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