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鹿児島から札幌へ
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九州新幹線が来年2011年3月全線開通して、鹿児島・大阪間が直通で結ばれますが、非常に大きな経済効果が期待されます。
そのフォーラムに参加して色々とお話を聞いていると事前準備と事後準備が大変重要であることが理解できました。
この新幹線の名前は『さくら』に決定していますが、去年の2月に決定のニュースを見て『さくら』という名の焼酎を企画してみようと思い、すぐに弁理士の先生に依頼、『薩摩さくら』の商標を申請・取得しました。
後日、何気なく特許庁の商標ネットを検索していたら鹿児島の某大手酒造さんが『薩摩桜』でうちの1週間後に申請していることが確認できて、すぐに弁理士に確認させたところ、類似商標で却下されているとの報告でした。
たぶん、ひらがなのさくらでは取れないので、だめもとで漢字の桜で申請したのだろうと推測されました。
私が1週間ボーっとしていたら、この商標は他の会社に取られていたことになります。
これが事前準備、先の先を読んで状況を推測する能力と決断と実行力が要求されます。
大概の人はある程度の先を推理推測する能力をもっていますが、もっと突っ込んで状況を予知できて、さらに具体的にイメージが出来なくては、先見の明のある人とは言えないかも知れません。
これだけ、物の売れない時代の中で、1年後の会社の姿を推測することは大変難しいことですが、それが出来て初めて時代に乗り遅れずに、生き残ることが出来ると思います。
常に私は、こうなるかもしれない、ああなるかもしれない、といつも考える心配性ですが、それが癖にすらなっているかもしれませんし、またそれが楽しいのです。
では、事後準備とはなにか。
鹿児島県人は特にそうなのですが、熱しやすく冷めやすい、1年後の推測が出来て、やれ新製品だ、新しい企画だと盛り上がるのですが、祭りの後の2年後のブームが去った後の事を、今から考えておきなさい、ということらしいのです。
さすがに私も成程で、緊張感をもって生きて行くのは大変だなあと思いました。
2018年には青森を抜けて札幌まで新幹線がつながります。
初めて仲人を引き受けた吉川君と札幌で何年ぶりかの痛飲で、聞けば長女が18歳、自分も48歳になったと聞いて、俺も58歳だから無理も無い。
札幌では鹿児島県と焼酎組合の展示商談会、営業が肝心です。
翌日の北海道新聞に記事が出て関心の高さが感じられます。
動画は確かマガジンハウスの編集長の話です。
札幌は日中でも氷点下でしたが、裕次郎が歩いていそうなロマンチックさはさすが、札幌です。
もちろんカラオケは『恋の町札幌』
2010/2/25
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