ツイッターのささやき
山陽新幹線ワゴンサービス
さよなら 無常
優しさの本質
幸せの行方
肉食系の忘年会
年に一度の無礼講
晴耕雨読
勝負の極北
ブルーオーシャン
薩摩藩上屋敷
鹿児島から札幌へ
おごれる者久しからず
薩摩のからいも作り
師走に奔る
めぐる季節
恩愛の掟
首の皮一枚
聖地横浜へ
吾唯知足
千年の古都
ありがとう 桑田
物事の本質と行方
あー松島や松島や
熟年離婚
女の敵は女
酒の肴と特産品
おしゃべりのDNA
師走の月
アメリカ的中国
団塊のセールスマン
火事と喧嘩は江戸の華
失敗の本質
人生を共有する
世代交代
リセット
モノの価値
見えない力
晩酌の相手
アメリカの時そば
女神の微笑
音と書
最も日本的なもの
豆腐屋稼業
三つ子の魂
夏らしい江口浜
憧れのサマーホリデー
|
|
|
|
|
|
師走の月
|
本年も全ての業務が終わり、何とか体面の保てる帳尻が微妙ながら合い、一人、誰もいない部屋に戻ると、ヨーヨーマ・プレイズ・エンニオ モリコーネを薄明かりの中で流す。
下らんテレビも意味不明のニュースも見たくない。
最近は孤独との付き合い方も多少解ってきて、弱気になったり強気になったり気分は結構忙しいのだ。
携帯が鳴って話を聞けば、貸してあるお金が返せない旨の年末コール。
どう考えても辻褄の合わぬ弁明に、この人の唇の乾きが想像できて、逆にヤサ言葉のひとつも掛けたくなった。
どうせ返ってくるとは、はじめから思ってないし、いいんですよ、端から差し上げたつもりなんですから。
人生はすべてが成り行きであり、その流れにただ身を任せて生きて来てしまったのかね。
志など、とうにどこかへ置き忘れたし、所詮この程度が自分の能力の限界と諦めるには悔しいし、こんな時こそ誰かのヨイショが嬉しいのだけれど。
こんな時はよく親父を思い出す。
特に最近は道で翁のような古老に出くわすと晩年の親父ではないか、とギクリとさせられることが多い。
ゆらゆらとこちらに歩いてきて、何かを言われそうで相手の顔をつい見つめてしまう。
この年の瀬に気がかりなのは、人生に万歳をしてひとり、ホームレスを宣言して消えた友人の事。
「俺、ホームレスになっちゃったよ」が最後の言葉。
自慢じゃないが、俺なんぞは女房には泥棒してでも金の心配はさせない、と宣言したのに。
どこぞのインターネットカフェでこれを読んでいるのであれば、メールのひとつでも送れや。
見上げれば漆黒に月、年の瀬らしい雰囲気で今年を締めくくります。
皆様それぞれによいお年を。
2007/12/29
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
[
1 ]
|
|
|
|
|