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ありがとう 桑田


3月23日のFM放送、桑田の一夜限りのアコースティックライブを、皆さんはお聞きになっただろうか。
私は蘭黒麹のソーダ割りを片手に一人一時間、たっふりと酔いしれました。
全国FMの同時生放送は史上初めてと聞くと、彼の日本に於ける音楽シーンのトップを走っている事実に、誰も疑問を挟む余地は無いと思います。
しかも石垣島の市民会館からの生中継は、へたれそうになっている僕の心に大いなる勇気を与えてくれました。
特に最後の「真夏の果実」の頃にはしびれて、酔いと寂しいのとで頭と顔がグチャグチャになってしまいました。
映像の無いラジオという媒体の臨場感を久しぶりに味わい、若い頃のジェットストリームやオールナイトニッポンなどの深夜放送を思い出し、頭の中で想像する大切さを思い出させてくれます。
彼の楽曲の中でも異色と思われる「SAUDADE」や「東京」そして最近の「現代東京奇譚」などが私は結構好きで、その都度、彼の才能には舌を巻きます。
以前、ブールーコメッツのディナーショウをやった時の打ち上げで三原綱木さんと飲む機会があって、私が桑田党だと話したら、楽曲の素晴らしさで、現在の音楽業界で彼を超える人はいない、と言う話をしておられました。
ここのところの焼酎研修会でも、私が桑田の大ファンであることを告白すると、終了後近寄ってきて実は私も隠れキリシタンなんですと言う初老のオヤジさんの多いこと。
そして、研修会の最後の質問で結構多いのが、「蘭」は大好きではまる人がいる反面、ちょっとどうもなじめないと言うお客さんにどう説明したらいいですか、という話。
はっきり申し上げるのですが、好きな人、嫌いな人とはっきり別れるのが個性というもの、これからは個性がはっきりしていないと生き残れません、と言います。
すべての人に受け入れられるなんてことはありません。
私が鹿児島県人だから長渕剛さんのカラオケを歌うかと言うと、そうとは限らないものです。
因みにカラオケでは桑田以外の歌は唄いませんけど。
広島の厳島神社前の海の美しさに驚きました。






2008/03/27




















物事の本質と行方


日経新聞の記事を読んで考えた、三菱自動車の経営計画の数字だ。
年間売上、2兆7,600億円、最終利益500億円、ウヒャースゲーなと思ったが頭の中で暗算してみたら年間売上、2億7,600万円、最終利益500万円と同じで、これじゃ町のお肉やさんとレベルは変わらんじゃないかと、ちょこっと笑った。
最近出てくる数字は一見、桁はずれなものが多くて騙されそうだが、実態や事の真相はこの世の中、あまり変わらないのではないか。
デカケリャいいもんじゃない。要は中身。
冷静に考えれば事の本質は見えてくる。
3月5日の南日本新聞朝刊一面の記事には正直、考えさせられた。
画像を拡大すれば読めるので、是非読んで頂きたいが、
『鹿児島県工業技術センターと県内4焼酎メーカーは4日、サツマイモで作った麹の開発に成功、芋麹で仕込んだ「全量芋仕込み焼酎」商品化した』というもの。
時代が大きくその流れの舵を切ったような予感、そして、今私があちこちで話をしている意味が見えてきた。
親父の仕事も10年先を見たものばかりで、経営の美味しいところはトンビに油揚げを随分とさらわれているが、パイオニアとしての面白さは十分に楽しめたと思う。
世の中がどう変わって行くのか、未来と言うものがどうなっているのか、私は自分の歩いている方向を信じているし、今自分が思っている事は間違っていないと確信している。
だから日々、多少のプレッシャーはあっても、タフな判断を強いられても、ベストを尽くそうと思っている。
硫黄島の栗林中将のように決して勝負は諦めない、投げない、言い換えると勝つまでやる気。
福岡博多の会場は焼酎地域と言う事もあって、いい意味でも悪い意味でも話しづらく、汗をかいた。




2008/3/10




















あー松島や松島や


五会場目の仙台研修会を終え、新幹線の時間まで少し余裕が出来たので松島へ寄ることにした。
仙石線の松島海岸駅まで仙台からわずか三十分、駅からブラブラと歩けば、以前旅した時と変わらない松島の島々が空の青さと共に目の前に広がる。
五回目ともなると研修会の話の壺どころが分かってきて自分でも楽しく、これが営業の一助になるのであれば、このままずーと日本中を旅したいなあと、餌を求めて接近するカモメに問いかけた。
仙台会場では開会前、写真のちょうど最前列に陣取られた老夫婦が気にかかった。
藤沢周平さんのような凛とした東北人特有の爽やかさが感じられ、思わず話しかけた。
「寒いですが、意外と仙台は雪が少ないですね」
「私等は山形から来たんですよ、向こうは吹雪でした」
聞けば吹雪の中、二時間半、バスに揺られて天童からわざわざ話を聞きにきたと言う。
大変なおもいをされて来られた事に責任を感じ、かなり気合を入れて話した。
体は火照り、全身汗をかく。
閉会後、無人の部屋で虚脱した。
早速の注文をいただいたと聞き、久しぶりに営業の快感を味わう。手応えを感じ、桜の頃までにも一度、関東・関西地区で追加研修をやろうと決める、やらずにはいられないのです。
鹿児島に戻って、歩ける距離の居酒屋へ寄る。
カウンターに一人、妙齢な、決してこの辺りではお目にかかれないご婦人。
店の主人がこの客さんは『蘭』の大ファンだと教えていただき、ドギマギと礼を述べる。
札幌で初めて友人に勧められて飲んだら、ファンになりましたとのこと、それからずーと東京でも飲んでいるとか。
随分とあちこちで飲まれるんですね、と聞くと乗務であちこちへ。
CAでした。
私が青いほうですか、赤い方ですかと聞くと即座に青です。
私も青ばっかりで、毎年50回は乗りますというと、じゃあプラチナですねと、立て板に水。
日本中にファンがいるようなうれしさで幸せを感じる。
あの老夫婦もこのきれいなお姉さんもまさに一期一会、生きる勇気を頂きました。

2008/2/28


















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